PHP基礎 第6回 『配列② 連想配列』

こんにちは。 PHP基礎 は、プログラミング言語「PHP」を独学で学習するためのコンテンツとして、株式会社NEUGATEの教育事業部が作成しています。

この講座は、プログラミングの知識がゼロでも、イチから学習することができます。
何度も見返すことができますので、焦らず少しづつ覚えていきましょう。

この記事はシリーズとなっていますので、<<初回から観覧したい方はこちら>>からご覧ください。


今回は、連想配列を学習していきます。

目次

連想配列とは

連想配列に入る前に、配列は覚えていますでしょうか?
復習が必要な方はこちらをご覧になってから連想配列を学習しましょう。
<<第6回【PHP入門】 配列① 配列>>

前回学習した配列はインデックスで要素を管理していました。
連想配列は、インデックスではなく自分で決めた文字列で要素を管理する事ができます。

構文

連想配列を作成する構文は以下の通りです。

連想配列名 = [
キー1 => 値1,
キー2 => 値2,
キー3 => 値3
]

$price = [
"apple" => 150,
"peach" => 220,
"lemon" => 90
];

視覚的に理解ができている方も多いと思いますが、この構文では
150という値とappleというキーは紐づいており、220という値はpeach というキーと紐づいています。

連想配列の活用

要素の取り出し

先ほども記述した通り、連想配列は、インデックスではなく自分で決めた文字列で要素を管理する事ができます。
その言葉の通り、取り出し方は以下のようになります。

print(連想配列名[キー])

print($price["peach"]);
220

配列の要素取り出しと同じような構文ですが、インデックス番号ではなく「キー」で値を取り出しています。

foreach文

では、配列、または連想配列内全ての要素を取り出したい場合はどのようにすれば良いでしょうか。

これまでwhile と for で繰り返し処理を学習しましたが、今回新しく学習するforeach文は
配列の中身全てを取り出す際に用いられる繰り返し文です。

構文
//配列全てを取り出す
foreach(配列名 as 値を入れ込む変数 ){
繰り返したい処理
}

//連想配列全てを取り出す
foreach(配列名 as キーを入れ込む変数 => 値を入れ込む変数){
繰り返したい処理
}

foreach(配列名 as $fruitsName  =>  $fruitsPrice){
print($fruitsName . ":" . $fruitsPrice . "\n");
}
apple:150
peach:220
lemon:90

この構文は、配列の要素が先頭から変数に代入され、繰り返したい処理が行われます。
つまり、1回目の繰り返しでは$fruitsNameにappleが、$fruitsPriceに150が代入された状態で
繰り返したい処理が行われる
1回目の繰り返しでは$fruitsNameにpeachが、$fruitsPriceに220が代入された状態で
繰り返したい処理が行われる
そして、配列の中身が全て取り出し終わったらforeach文が終了する という流れになっています。

まとめ

今回は連想配列について学習しました。

連想配列
・インデックスの代わりに「キー」をで値を管理する
・値を取り出す際はキーを活用する

foreach文
・配列、連想配列の中身全てを取り出す際に用いられる繰り返し文

次回は関数を学習します。

次回の記事はこちら
<<第7回【PHP入門】 関数>>

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