Python 練習『 コーディング問題7 文字列のフォーマット 2 』

Pythonコーディング7

プログラミング上達のコツは学習初期段階でとにかく手を動かしてコーディングすることです。
本シリーズでは Python の初学者に向けたコーディング問題を出題します。
前回の第6回と今回の第7回は 文字列のフォーマット を学習します。コーディング指示に従ってコーディングしてみましょう!

目次

学習の進め方

  1. プログラム説明および目的を確認し、どのようなプログラムで何を学ぶかイメージしましょう。
  2. コーディング指示に従ってコーディングをします。
    もし分からなければ、コード例を確認しても良いです。
  3. 自分の出力結果と出力結果例を比較してみましょう。
  4. コード例を確認し、自分のコードと比較してみましょう。
    コード例は「あくまでも例」なので完全に一致する必要はありません。
  5. 最終的にはコーディング指示だけでコーディングできるよう、繰り返し練習しましょう。


Python コーディング問題 1:文字列の右寄せ

プログラム説明

このプログラムは、f文字列を使用して文字列を特定の幅で右寄せし、余った部分を指定した文字で埋める方法を学びます。

目的

f文字列を使った文字列の整形方法を理解し、実際のフォーマット処理に応用するスキルを身につけることを目的とします。

コーディング指示

新しい Python ファイル format_right_align.pyを作成する

  1. 任意のエディタを開き、新しいファイルを作成します。
  2. ファイル名を format_right_align.pyとして保存します。

以下の手順に従ってプログラムを作成してください。

  1. 変数 word に “Python” を代入してください。
  2. 変数 formatted_wordprint 関数で表示してください。
  3. f文字列を使用して、 word を幅10で右寄せし、余った部分を . で埋める形式で formatted_word に代入してください。

出力結果例

タップして出力結果例を表示

….Python

Python コード例

タップしてコード例を表示
# 変数 word に "Python" を代入
word = "Python"
# f文字列を使用して formatted_word に幅10で右寄せし、余った部分を . で埋める形式で代入
formatted_word = f"{word:.>10}"
# 変数 formatted_word を表示
print(formatted_word)  # ....Python


Python コーディング問題 2:文字列の中央寄せ

プログラム説明

このプログラムは、f文字列を使用して、指定された文字列を特定の幅で中央寄せし、余った部分を指定した文字で埋める方法を学びます。

目的

f文字列を使った文字列の整形方法を理解し、タイトルや見出しのフォーマット処理に応用するスキルを身につけることを目的とします。

コーディング指示

新しい Python ファイル format_center_align.pyを作成する

  1. 任意のエディタを開き、新しいファイルを作成します。
  2. ファイル名を format_center_align.pyとして保存します。

以下の手順に従ってプログラムを作成してください。

  1. 変数 title に “Hello” を代入してください。
  2. f文字列を使用して、 title を幅20で中央寄せし、余った部分を *で埋める形式で formatted_title に代入してください。
  3. 変数 formatted_titleprint 関数で表示してください。

出力結果例

タップして出力結果例を表示

*******Hello********

Python コード例

タップしてコード例を表示
# 変数 title に "Hello" を代入
title = "Hello"
# f文字列を使用して formatted_title に幅20で中央寄せし、余った部分を * で埋める形式で代入
formatted_title = f"{title:*^20}"
# 変数 formatted_title を表示
print(formatted_title)  # *******Hello********


Python コーディング問題 3:f文字列での複数の変数使用

プログラム説明

このプログラムは、このプログラムは、f文字列を使用して、名前と年齢を組み合わせた文字列をフォーマットし、表示します。

目的

f文字列を使って、変数を含む文字列のフォーマットを行う方法を学ぶことを目的とします。これにより、ユーザー情報やデータをわかりやすい形で表示できるスキルを身につけます。

コーディング指示

新しい Python ファイル format_personal_info.pyを作成する

  1. 任意のエディタを開き、新しいファイルを作成します。
  2. ファイル名を format_personal_info.pyとして保存します。

以下の手順に従ってプログラムを作成してください。

  1. 変数 name に “田中太郎” を代入してください。
  2. 変数 age に 25 を代入してください。
  3. f文字列を使用して、 nameage を使用して文字列をフォーマットし、 formatted_text に代入してください。
  4. 変数 formatted_textprint 関数で表示してください。

出力結果例

タップして出力結果例を表示

名前:田中太郎、年齢:25歳

Python コード例

タップしてコード例を表示
# 変数 name に "田中太郎" を代入
name = "田中太郎"
# 変数 age に 25 を代入
age = 25
# f文字列を使用して formatted_text に名前と年齢をフォーマットして代入
formatted_text = f"名前:{name}、年齢:{age}歳"
# 変数 formatted_text を表示
print(formatted_text)  # 名前:田中太郎、年齢:25歳


Python コーディング問題 4:文字列と数値の混在フォーマット

プログラム説明

このプログラムは、商品名と価格をf文字列でフォーマットし、価格を小数点以下2桁まで表示して出力します。

目的

f文字列を使って、数値のフォーマットを行う方法を学ぶことを目的とします。これにより、金額や価格を見やすい形で表示するスキルを身につけます。

コーディング指示

新しい Python ファイル format_product_price.pyを作成する

  1. 任意のエディタを開き、新しいファイルを作成します。
  2. ファイル名を format_product_price.pyとして保存します。

以下の手順に従ってプログラムを作成してください。

  1. 変数 product に “Apple” を代入してください。
  2. 変数 price に 150.75 を代入してください。
  3. f文字列を使用して、 productprice を使用して文字列をフォーマットし、価格を小数点以下2桁まで表示する形式で formatted_product に代入してください。
  4. 変数 formatted_productprint 関数で表示してください。

出力結果例

タップして出力結果例を表示

商品:Apple、価格:150.75円

Python コード例

タップしてコード例を表示
# 変数 product に "Apple" を代入
product = "Apple"
# 変数 price に 150.75 を代入
price = 150.75
# f文字列を使用して formatted_product に商品名と価格をフォーマットして代入
formatted_product = f"商品:{product}、価格:{price:.2f}円"
# 変数 formatted_product を表示
print(formatted_product)  # 商品:Apple、価格:150.75円
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この記事を書いた人

職業訓練校 エヌ・キャリア・アカデミー 講師の竹内です。
主にWebアプリケーション開発講座を担当しています。
初学者の方へ向けて、これからIT業界を歩んでいくための “その人なりの基準やものさし” を持てるような講義を心掛けています。
SE Mediaでも初学者の方がWebアプリケーション制作に役立つ記事を発信していきます!

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