C言語基礎 第1回 『プログラムの実行方法』

目次

はじめに

この記事はC言語は初めて勉強する人に向けたものになっています。
前回の記事で環境構築を行っていますので前回の記事を読んでない人はこちらから環境構築を行ってください。

C言語を初めて勉強する人……というより初めてプログラミングをする人に向けた話をしておきます。
経験者の方は読み飛ばしてかまいません。

プラスの思考で勉強する

プログラミングを勉強していくうえで必ず苦労するのがたくさんあるプログラミングのルールを覚えることです。
if文、for文、while文、配列、関数、ポインタなどたくさんあります。これらを学んでいく際に「覚えなければいけないことがまた増えた」と考えるのではなく、「新しくできることが増えた。楽にコードをかけるようになった」のようにプラスの思考で勉強しましょう。

何度も書いて覚える。

上記の通りプログラミングには覚えることがたくさんあります。それらを一度にすべて覚えるのは不可能です。
なのでまずは「こういうことができる機能が有ったはず」レベルでいいのでそれを覚えましょう。これさえ覚えていれば実際にコードを書く際に調べながらコードを書くことができます。
何度も調べて書いていくうちに嫌でも書き方を覚えていきます。

.cファイルの作成

まず初めにCドライブ直下に「C」という名前のフォルダで作成しましょう。このフォルダがC言を勉強していく際の作業スペースになります。(必ず半角英数字で入力してください)
もし作業スペース作成に失敗してもフォルダを削除してやり直せば問題ありませんので安心して作業しましょう。
VScodeを起動したら左上の「ファイル」→「フォルダーを開く」の順に押します。
新しく開いたウィンドウで先ほど作成した「C」のフォルダを選択して「フォルダの選択」を押します。
ポップアップが表示されたら「はい、作者を信頼します。」を選択します。
左上の「C」の文字の少し下をクリックすると青枠が表示されるので枠内で右クリック→「新しいフォルダー」。
「hello」と入力してエンター。(必ず半角英数字で入力してください)
「hello」フォルダにカーソルを合わせて右クリック→「新しいファイル」。
「hello.c」と入力してエンター。(必ず半角英数字で入力してください)
画像のような状態になっていれば成功です。
もし間違えてしまった場合はCフォルダごと削除して初めからやり直せば問題ありません。

Hello Worldの表示

さて、成功していれば画面中央に「hello.c」のファイルが開かれていて文字を入力することができる状態です。
ここにまず下のように入力します。これがCのソースコードになります。
入力が終わったら必ず上書き保存してください。
#include <stdio.h>

int main(void)
{
    printf("Hello World\n");

    return
}
次に画面の上の方にある「ターミナル」→「新しいターミナル」を押します。
すると画面下の方に新しく枠が現れます。(人によっては操作する前にすでに出ている)
そしたらそこに
cd .\hello\
↑これをコピーして貼り付けてエンターを押して下さい。

実際に手で入力することも可能ですが、見た目は「\」になっていますが正体はバックスラッシュなのでそこに気を付けて入力してください。
それでは続けて
gcc -o hello hello.c
↑これを入力してエンターを押しましょう。今回は手打ちでも問題ありません。
もし間違えて入力してしまいエラーが表示されてももう一度入力すれば問題ありません。
このコマンドによりhello.cをコンパイルしてhelloという名前の実行ファイルが作成できました。
実際は違いますが、コンパイルとは人間が理解できる形で書かれたプログラムを機会が理解できる形に書き換えることだと思ってください。書き換えた結果出来上がるのが実行ファイルというものです。
実行ファイルを実行するために
./hello
↑これを入力します。
おめでとうございます!
これで画面に文字を表示することができました!

次は表示したい文字を変えたいときはどのようにすればいいのかお話しします。
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この記事を書いた人

Hirotakaのアバター Hirotaka システムエンジニア

じぶんノート株式会社所属。

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