JavaScript 基礎 第2回 環境構築・プログラムの書き方を学んで頂いたので、
今回はJavaScriptの基本のルールを学んでいきましょう!
JavaScript の基本ルール
文の最後にはセミコロン(;)を付ける
JavaScript のコード上でセミコロンは記述しなくてもエラーになることは少ないですが、正しく読み込まれない場合もあります。ですので、セミコロンを付けるように意識しましょう!
半角英数字で書く
全角のスペースや記号は見落としやすいので注意が必要です。
大文字と小文字は別のものと扱われる
大文字と小文字で同じ単語を記述した場合でも、別の意味として読み込まれます。
第2回でJavaScriptのファイルに記述した文の最初の文字を下記のコードのように、大文字Wに変えてみるとアラートが表示されなくなると思います。
Window.alert('JavaScriptのファイルを読み込んだホームページです!');
JavaScript データ型
データ型 | 概要 | 例 |
---|---|---|
String | 文字列 | ‘こんにちは!’、”Hello SE-Media”など |
Number | 数値 | 123、45.6、-789など |
Boolean | 真偽値 | true(真)/false(偽) |
null | 空であること | let num = null; numには何も値が入っていない |
undefined | 未定義であること | let num = undefined; numは宣言しているが、未定義 |
Symbol | インスタンスが固有で不変 | let sym = Symbol(“mySymbol”); |
Object | データの集合 | オブジェクトとは、変数や関数などのデータをまとめたものです。 |
文字列
'こんにちは!';
"Hello SE-Media";
'こんにちは、SE-Media!"
上記のようにシングルクォーテーション(‘)または、ダブルクォーテーション(“)で囲うことで文字列として判断されます。3行目のようにシングルクォーテーションとダブルクォーテーションが統一されてないと文字列として読み込まれません。
数値
123 //数値
'123' //文字列
数値を文字列と同じようにシングルクォーテーションやダブルクォーテーションで囲ってしまうと文字列の123のように数値として扱われなくなってしまいます。
計算に使用できる記号
演算子 | 例 | 結果 |
---|---|---|
+ : 加算 | 1 + 1 | 2 |
– : 減算 | 2 – 1 | 1 |
* : 乗算 | 2 * 2 | 4 |
/ : 除算 | 4 / 2 | 2 |
% : 剰余 | 5 % 2 | 1 |
文字列と数値の計算
文字列の数字と数値の加算では、以下のように文字列が連結される結果になります。
12 + 3 //結果は15
'12' + 3 //結果は123
まとめ
第3回までで基本のルールは覚えられましたか?
今回は特にデータ型は簡単な紹介のみにさせて頂いています。今後学習を進めていきながら慣れていきましょう!
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