Linux の基本操作演習をやってみましょう。今回はファイル・ディレクトリ操作について扱います。
問題文で提示された操作を行い、結果を確認して下さい。
※本演習はUbuntuの環境を想定しています。
この記事はシリーズ記事です。全シリーズはこちらからご覧になれます。
第1問
下記の操作を実行し、[結果]と同様であることを確認してください。
①Linuxの端末を起動し、ホームディレクトリにカレントディレクトリを移動
②ホームディレクトリにpractice1ディレクトリを作成
③作成したpractice1ディレクトリに移動し、新たなカレントディレクトリとする
④practice1ディレクトリに、新たなファイルf1.txt,f2.txtを作成
[結果]practice1ディレクトリに、f1.txtとf2.txtが存在している
◆実行例◆
①cd ~
②mkdir practice1
③cd practice1
④touch f1.txt
touch f2.txt
第2問
下記の操作を実行し、[結果]と同様であることを確認してください。
①第1問で作成したf1.txtのコピーを作成し、ファイル名をg1.txtとする
②第1問で作成したf2.txtのファイル名を変更し、g2.txtとする
③f1.txtを削除する
④カレントディレクトリ内で、ファイル名がgから始まるファイル一覧を検索する
[結果]practice1ディレクトリに、g1.txtとg2.txtが存在しているpractice1ディレクトリに、f1.txtとf2.txtが存在していない
◆実行例◆
①cp f1.txt g1.txt
②mv f2.txt g2.txt
③rm f1.txt
④find -name “g*”
第3問(応用)
下記の操作を実行し、[結果]と同様であることを確認してください。
①ホームディレクトリにカレントディレクトリを移動
②ホームディレクトリにpractice2ディレクトリを作成
③practice1ディレクトリ内のg1.txtをコピーし、practice2ディレクトリに格納
④practice2ディレクトリにコピーしたg1.txtのファイル名を、h1.txtに変更
⑤practice1ディレクトリ内に存在する、ファイル名がgから始まる全てのファイルを削除
[結果]practice1ディレクトリにファイル存在しないpractice2ディレクトリにh1.txtが存在する
◆実行例◆
①cd ~
②mkdir practice2
③cp practice1/g1.txt practice2/g1.txt
④mv practice2/g1.txt practice2/h1.txt
⑤rm practice1/g*





