こんにちは。 PHP基礎 は、プログラミング言語「PHP」を独学で学習するためのコンテンツとして、株式会社NEUGATEの教育事業部が作成しています。
この講座は、プログラミングの知識がゼロでも、イチから学習することができます。
何度も見返すことができますので、焦らず少しづつ覚えていきましょう。
この記事はシリーズとなっていますので、<<初回から観覧したい方はこちら>>からご覧ください。
今回は、フォームの値の受け渡しを学習していきます。
HTMLと組み合わせたコード
今回は、webサイトでよく見かけるフォームの作成方法を学習します。
前回より、少し本格的な内容です。
<<HTMLの学習はこちらの講座から>>
今回の学習に必要な部分のみ学習する方は事らの記事とあわせて読み進めてください
<<HTML/CSS 第10回 フォーム①>>
<<HTML/CSS 第11回 フォーム②>>
HTMLの記事はご覧になりましたでしょうか?
今回は以下のフォームのコードを使用していきます。
<form action="submit.php" method="post">
<input type="text" name="name">
<input type="submit" value="送信">
</form>
HTML値の受け取り
フォームに記入した内容はaction属性でしたいされたファイルに送信されますので、
今回はsubmit.phpで値を受け取る処理を学習していきます。
値が送信される際、送信先がPHPファイルだった場合には「スーパーグローバル変数」というものが自動的に生成され
そこにフォームの内容を代入していきます。
スーパーグローバル変数とは、PHPで役割が決められている変数のことです。
構文
$_POST[“HTMLのname属性”]
//または
$_GET[“HTMLのname属性”]
$_POST["name"]
以下のコードを打ち込むとフォームで入力した値を受け取り、表示することができます。
print($_POST["name"]);
$_POSTと$_GETの違い
今回、フォームの値を受け取る際には$_POSTもしくは$_GETという変数を利用しました。
こちらの違いについて説明します。
大切なのは、HTMLのmethod属性で何が使用されているかです。
冒頭に紹介したHTMLの記事で簡単に説明されていますが以下のような違いがあります。
getの場合
送信内容がURLパラメーター(URLの後ろに送信された値が表示される)の形で送信される。
http://~~submit.php?name=○○
ブラウザのURLを確認するとよくわかると思います。
先ほどのフォームのmethod属性をgetに変更して受け取りを行ってみましょう。
(以下の2つのコードは別ファイルです)
<!-- index.html -->
<form action="submit.php" method="get">
<input type="text" name="name">
<input type="submit" value="送信">
</form>
HTML//submit.php
print($_GET["name"]);
まとめ
今回はフォームの値の受け渡しについて学習しました。
・フォームの値はスーパーグローバル変数で受け取る
・使用するグローバル変数はフォームのmethod属性によって使い分ける
次回はセッションについて学習します。
次回の記事はこちら
<<第9回【PHP入門】 セッション>>
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