タプル とは
タプル とは、第6回、第7回で紹介したリストと同様コレクションの中の1種類です。リストの応用的な使い方まで学ぶことで、コレクションの便利さが少し分かってきたのではないでしょうか。タプルは、「変更不可能なリスト」といただいて大丈夫です。そのためタプルは、変更されたくないデータを管理するために使うと良いでしょう。
タプル を作成する
タプルを作成するための構文は以下のようになっています。
タプル名 = (値1, 値2, …)
それでは実際のコードを見てみましょう。
temp_list = (26, 22, 28, 29, 25, 25, 30)
リストの作成方法と似ていますが、値を囲っている記号が「[ ]」ではなく「( )」になっている点に注意してください。
また、コレクションには基本的に作成方法が複数あり、下記に紹介する作成方法は後の記事で紹介する「関数」の内容にも大きく関わってくるため、ぜひおさえておきましょう。
temp_list = 26, 22, 28, 29, 25, 25, 30
このように、「( )」で囲まずに値を定義しても変数名「temp_list」はタプル型となります。
タプルの値を取得する
リストと同様の記述をすることで、タプルに格納されている各要素の値を取得することが出来ます。
temp_list[0]
このように記述すれば、temp_list の0番目の要素に格納されている26という整数を取得することが出来ます。
タプルは変更不可のコレクションのため他に特筆して紹介する操作はないですが、前述したように関数など他の構文と組合わされることがあるためぜひマスターしておきましょう。
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