プログラミング上達のコツは学習初期段階で、とにかく手を動かしてコーディングすることです。
本シリーズでは Python の初学者に向けたコーディング問題を出題します。
第1回は Python のモジュール(ファイル)を作成し、print()
関数で文字列を出力するコードです。
コーディング指示に従ってコーディングしてみましょう!
学習の進め方
- プログラム説明および目的を確認し、どのようなプログラムで何を学ぶかイメージしましょう。
- コーディング指示に従ってコーディングをします。
もし分からなければ、コード例を確認しても良いです。 - 自分の出力結果と出力結果例を比較してみましょう。
- コード例を確認し、自分のコードと比較してみましょう。
コード例は「あくまでも例」なので完全に一致する必要はありません。 - 最終的にはコーディング指示だけでコーディングできるよう、繰り返し練習しましょう。
Python コーディング問題1:複数行の出力を行う Python モジュールの作成と実行
プログラム説明
このプログラムは自己紹介のメッセージを表示します。
目的
Python の基本的な print ()
関数を使用してメッセージを表示する方法を学びます。
print()関数とは
print()
関数はテキストや数字を画面に表示するためのシンプルな命令です。print()
の中には、表示したい「データ」や「メッセージ」を入れます。
たとえば、次のように書くと「こんにちは!」と表示されます。
print("こんにちは!")
コーディング指示
新しい Python ファイル introduction.py を作成する
- 任意のエディタを開き、新しいファイルを作成します。
- ファイル名を introduction.py として保存します。
以下の手順に従ってプログラムを作成してください。
print()
関数を使用して以下の3つのメッセージを表示する。- “こんにちは、私はPythonプログラマーです。”
- “今日はPythonの基本を学びます。”
- “一緒に頑張りましょう!”
出力結果例
タップして出力結果例を表示
こんにちは、私はPythonプログラマーです。
今日はPythonの基本を学びます。
一緒に頑張りましょう!
Python コード例
タップしてコード例を表示
print("こんにちは、私はPythonプログラマーです。")
print("今日はPythonの基本を学びます。")
print("一緒に頑張りましょう!")
Python コーディング問題2:自己紹介のメッセージを出力する Python モジュールの作成と実行
プログラム説明
このプログラムは、個人紹介のメッセージを表示します。
目的
Pythonの基本的な print ()
関数を使用してメッセージを表示する方法を学びます。
コーディング指示
新しい Python ファイル personal_introduction.py を作成する
- 任意のエディタを開き、新しいファイルを作成します。
- ファイル名を
personal_introduction.py
として保存します。
以下の手順に従ってプログラムを作成してください。
print()
関数を使用して以下の3つのメッセージを表示する。- “私の名前は太郎です。”
- “趣味は読書とプログラミングです。”
- “よろしくお願いします!”
出力結果例
タップして出力結果例を表示
私の名前は太郎です。
趣味は読書とプログラミングです。
よろしくお願いします!
Python コード例
タップしてコード例を表示
print("私の名前は太郎です。")
print("趣味は読書とプログラミングです。")
print("よろしくお願いします!")
まとめ
今回の記事では、Pythonの基本的なprint()
関数について学びました。以下が今回のポイントです。
print()
関数を使うと、画面にメッセージや数字を簡単に表示できます。print()
のカッコの中には、表示したい内容(テキストや数字)を入れます。- 例えば、
print("こんにちは!")
と書くと、画面に「こんにちは!」が表示されます。
今回作成した簡単な自己紹介プログラムを通じて、print()
を使った出力方法を身につけたかと思います。次回も引き続き、実際に手を動かしながら楽しんでPythonを学んでいきましょう!
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