Python 練習『 コーディング問題2 変数 と 演算 』

プログラミング上達のコツは学習初期段階でとにかく手を動かしてコーディングすることです。
本シリーズでは Python の初学者に向けたコーディング問題を出題します。
第2回は 変数の基本的な操作(代入、参照、上書き)を学習します。
コーディング指示に従ってコーディングしてみましょう!

目次

学習の進め方

  1. プログラム説明および目的を確認し、どのようなプログラムで何を学ぶかイメージしましょう。
  2. コーディング指示に従ってコーディングをします。
    もし分からなければ、コード例を確認しても良いです。
  3. 自分の出力結果と出力結果例を比較してみましょう。
  4. コード例を確認し、自分のコードと比較してみましょう。
    コード例は「あくまでも例」なので完全に一致する必要はありません。
  5. 最終的にはコーディング指示だけでコーディングできるよう、繰り返し練習しましょう。


Python コーディング問題1:年齢の表示

プログラム説明

このプログラムは、変数を使って年齢を表示します。

目的

Python における変数の基本的な操作(代入、参照、上書き)を学びます。

コーディング指示

新しい Python ファイル age_management.py を作成する

  1. 任意のエディタを開き、新しいファイルを作成します。
  2. ファイル名を age_management.py として保存します。

以下の手順に従ってプログラムを作成してください。

  1. 変数 age25 を代入する。
  2. print 関数を使用して age の値を表示する。
    • 表示メッセージ: “年齢は 25 歳です。”
  3. 変数 age の値を 30 に上書きする。
  4. print 関数を使用して再度 age の値を表示する。
    • 表示メッセージ: “実際の年齢は 30 歳です。”

出力結果例

タップして出力結果例を表示

年齢は 25 歳です。
実際の年齢は 30 歳です。

Python コード例

タップしてコード例を表示
# 変数 age に 25 を代入
age = 25

# 変数 age の参照
print("年齢は", age, "歳です。")

# 変数 age の上書き
age = 30

# 変数 age の再参照
print("実際の年齢は", age, "歳です。")

Python コーディング問題2:所持金の管理

プログラム説明

このプログラムは、変数を使って所持金を管理し、表示します。

目的

Pythonの変数の基本的な操作(代入、参照、上書き)を学びます。

コーディング指示

新しい Python ファイル money_management.py を作成する

  1. 任意のエディタを開き、新しいファイルを作成します。
  2. ファイル名を money_management.py として保存します。

以下の手順に従ってプログラムを作成してください。

  1. 変数 money1000 を代入する。
  2. print 関数を使用して money の値を表示する。
    • 表示メッセージ: “所持金は 1000 円です。”
  3. 変数 money の値を 500 に上書きする。
  4. print 関数を使用して再度 money の値を表示する。
    • 表示メッセージ: “買い物後の所持金は 500 円です。”

出力結果例

タップして出力結果例を表示

所持金は 1000 円です。
買い物後の所持金は 500 円です。

Python コード例

タップしてコード例を表示
# 変数 money に 1000 を代入
money = 1000

# 変数 money の参照
print("所持金は", money, "円です。")

# 変数 money の上書き
money = 500

# 変数 money の再参照
print("買い物後の所持金は", money, "円です。")

Python コーディング問題3:ゲームのキャラクター設定

プログラム説明

このプログラムは、RPGゲームのキャラクター情報(レベル、名前、所持金)を管理し、表示します。

目的

Python の変数の基本的な操作(代入、参照、上書き)を学びます。

コーディング指示

新しい Python ファイル character_management.py を作成する

  1. 任意のエディタを開き、新しいファイルを作成します。
  2. ファイル名を character_management.py として保存します。

以下の手順に従ってプログラムを作成してください。

  1. 変数 level1 を代入する。
  2. 変数 character_name"勇者" を代入する。
  3. 変数 gold100 を代入する。
  4. print 関数を使用して以下のメッセージを表示する。
    • レベル: 1
    • キャラクター名: 勇者
    • 所持金: 100 ゴールド
  5. 変数 level の値を 2 に上書きする。
  6. 変数 gold の値を 150 に上書きする。
  7. print 関数を使用して以下のメッセージを表示する。
    • 新しいレベル: 2
    • 更新後の所持金: 150 ゴールド

出力結果例

タップして出力結果例を表示

レベル: 1
キャラクター名: 勇者
所持金: 100 ゴールド
新しいレベル: 2
更新後の所持金: 150 ゴールド

Python コード例

タップしてコード例を表示
# 変数 level に 1 を代入
level = 1

# 変数 character_name に "勇者" を代入
character_name = "勇者"

# 変数 gold に 100 を代入
gold = 100

# 変数の参照と表示
print("レベル:", level)
print("キャラクター名:", character_name)
print("所持金:", gold, "ゴールド")

# 変数の上書き
level = 2
gold = 150

# 変数の再参照と表示
print("新しいレベル:", level)
print("更新後の所持金:", gold, "ゴールド")
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この記事を書いた人

職業訓練校 エヌ・キャリア・アカデミー 講師の竹内です。
初学者向けWebアプリケーション開発講座を主に担当しています。
SE Mediaでも初学者の方がWebアプリケーション制作をするために役立つ記事を発信していきます!

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