プログラミングはじめの一歩です。まずはここからはじめましょう。
Java練習問題 第1回では「変数と演算子」についての問題を用意してあります。
各問題ごとに新しくクラスを作成し、設問に従ってコードを作成してください。
問題 1 難易度 ★
コンソール上に文字列「Hello World!」を出力するプログラムを作成してください。
実行例
Hello World!
問題 1 解答
正解は、、、
public class Main_0101 {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("Hello World!");
}
}
問題 2 難易度 ★
以下の内容のプログラムを作成してください。
① 整数型の変数 a を宣言して 値 10 を代入してください。
② 整数型の変数 b を宣言して 値 4 を代入してください。
③ a と b を足し算した結果を出力してください。
④ a を b で割った結果を出力してください。
⑤ a を b で割った余りを出力してください。
⑥ a を b で割った結果が、2.5 と表示されるように出力してください。
実行例
14
2
2
2.5
問題 2 解答
正解は、、、
public class Main_0102 {
public static void main(String[] args) {
int a = 10;
int b = 4;
System.out.println(a + b);
System.out.println(a / b);
System.out.println(a % b);
System.out.println((double) a / b);
}
}
問題 3 難易度 ★
以下の内容のプログラムを作成してください。
STEP 1
① 整数型の変数 age を宣言し、自分の年齢を代入してください。
② 文字(char)型の変数 unit を宣言して、「才」を代入してください。
③ 文字列(String)型の変数 name を宣言して、自分の氏名を代入してください。
④ 上記の変数を使用して「**才の****さん、こんにちは。」と出力してください。
STEP 2
① 整数型の変数 nowYear を宣言して、現在の西暦を代入してください。
② 整数型の変数 nextCentury を宣言して、2101 を代入してください。
③ 上記の変数を使って「22 世紀まであと、**年です。」と出力してください。
④ 上記の変数を使って「****さんは 22 世紀には**才ですね。」と出力してください。
STEP 3
① 20億に10億を足した数値を表示してください
(よくある間違い)↓
System.out.println(2000000000 + 1000000000);
STEP 4
① 0.1 に 0.2 を足した数値を表示してください
(誤答ではないが注意すべき例)↓
浮動小数の計算は誤差が発生します。気を付けましょう。
実行例
25 才の山田太郎さん、こんにちは。
22 世紀まであと、82 年です。
山田太郎さんは 22 世紀には 107 才ですね。
3000000000
0.30000000000000004
問題 3 解答
正解は、、、
public class Main_0103 {
public static void main(String[] args) {
int age = 25;
char unit = '才';
String name = "山田太郎";
System.out.println(age + "" + unit + "の" + name + "さん、こんにちは。");
int nowYear = 2019;
int nextCentury = 2101;
System.out.println("22 世紀まであと、" + (nextCentury - nowYear) + "年です。");
System.out.println(
name +"さんは 22 世紀には"+ (nextCentury - nowYear + age) + unit +"ですね。");
System.out.println("20 億と 10 億の合計は "+ (2000000000l + 1000000000l) +"です。");
System.out.println(0.1 + 0.2);
}
}
問題 4 難易度 ★
下記の実行例のように表示される、入園料表示プログラムを作成してください。
① 子供は一人 500 円、大人は一人 1000 円として計算してください。
② 名前、人数についてはコンソールから入力する仕様にしてください。
実行例
いらっしゃいませ、お名前を入力してください。
鈴木
大人の人数を入力してください。
1
子供の人数を入力してください。
2
鈴木様、合計料金は 2000 円です。
問題 4 解答
正解は、、、
public class Main_0104 {
public static void main(String[] args) {
int adultFee = 1000; // 大人一人分の料金
int childFee = 500; // 子供一人分の料金
System.out.println("いらっしゃいませ、お名前を入力してください。");
String name = new java.util.Scanner(System.in).nextLine();
System.out.println("大人の人数を入力してください。");
int adultNum = new java.util.Scanner(System.in).nextInt();
System.out.println("子供の人数を入力してください。");
int childNum = new java.util.Scanner(System.in).nextInt();
int sum = adultFee * adultNum + childFee * childNum;
System.out.println(name + "様、合計料金は" + sum + "円です。");
}
}
問題 5 難易度 ★★
以下の内容のプログラムを作成してください。
① 下記の実行例のように表示される、消費税込みの金額を計算するプログラムを作成してください。(税込み金額は小数点以下切り捨てで表示してください。)
②金額と税率はコンソールから入力する仕様としてください。
実行例
金額を整数で入力してください
999
消費税率のパーセント値を整数で入力してください
10
税込み金額は、1098 円です
問題 5 解答
正解は、、、
public class Main_0105 {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("金額を整数で入力してください");
int price = new java.util.Scanner(System.in).nextInt();
System.out.println("消費税率のパーセント値を整数で入力してください");
int tax = new java.util.Scanner(System.in).nextInt();
int total = price * (100 + tax) / 100;
System.out.println("税込み金額は、" + total + "円です");
}
}
問題 6 難易度 ★★★
以下の内容のプログラムを作成してください。
① コンソールより整数値を入力し、入力された整数を、漢数字まじりにして表示する。
② 入力数値によって不自然な出力になっても構いません。(0 兆 0 億 123 万 4567 など)
実行例
9999 兆までの数値を入力してください
123456789012345
123 兆 4567 億 8901 万 2345
9999 兆までの数値を入力してください
1234567
0 兆 0 億 123 万 4567
問題 6 解答
正解は、、、
public class Main_0106 {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("9999 兆までの数値を入力してください");
long num = new java.util.Scanner(System.in).nextLong();
long cho = num / 1000000000000l;
num %= 1000000000000l;
long oku = num / 100000000l;
num %= 100000000l;
long man = num / 10000l;
num %= 10000l;
System.out.println(cho + "兆" + oku + "億" + man + "万" + num);
}
}
Java練習問題 第2回では「条件分岐」から出題します。
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